ヒラメやマゴチのフッキングが上手くいかない時に見直す7つのポイント
アタリがあってもフッキングが決まらない。スカ振りを何度も何度も繰り返し、気付けば何ヶ月もマトモな魚が釣れていない。
こんなことってありませんか?
私も何年かに一度、このスランプに陥って頭がおかしくなりそうな時があります。
今回は、そんな時に私が試すフッキング改善方法を7個に絞ってご紹介します。
ヒラメやマゴチのフッキングが上手くいかない時に見直す7つのポイント
目次
- 肩幅の広さに足を開いて、しっかりと地面を掴む。
- 脱力して体に力を入れ過ぎない。
- ラインが緩みやすいアクションを入れる場合はテンションに気を付ける。
- フッキングする際ロッドはラインに対して45度をキープ。
- 横にフッキングする際はロッドを海面と並行に近く構える。
- 巻き終わった後のハンドルの位置は向こう側
- フックの刺さりを見直す
肩幅の広さに足を開いて、しっかりと地面を掴む。
※ヒラメやマゴチは口が硬いので、ロッドを腕だけで持ち上げたり引いたりするよりも腰を使ってガッと合わせた方がフッキングが決まりやすいです。
足場が悪いフィールドでは仕方ないですが、サーフや漁港であればしっかりとスタンスを取って合わせましょう。
脱力して体に力を入れ過ぎない。
※武道の話みたいですが、ルアーでのフラットフィッシュのバイトは一瞬のことなので、少し遅れただけでも上手く決まりません。
人間の筋肉の構造上、力を入れた状態から動くのと力を抜いた状態から動くのとでは、発揮される速さも強さも違います。(元メジャーリーガーのイチロー選手もスプリントの際は、一瞬力を抜いて腰を落としてから走り出すと解説していました)
『合わせるぞ!』とロッドを持つ手に力を込めるより、箸を持つように無駄な力を抜いて構えておいた方がいい結果に繋がります。
ラインが緩みやすいアクションを入れる場合はテンションに気を付ける。
※基本中の基本ですが、スランプ中は迷走して、合わせやすいようにちょっとラインを緩めてみたりと、他の釣りのフッキング方法などをやってしまいがちです。
時には100m以上ルアーを飛ばすフラットフィッシュゲームでは、どれだけラインを張っている様に見えても海中で弛みは出ています。
ロッドのしなりもありますし、しっかりラインを張ってバイトを待ち構えておきましょう。
フッキングする際ロッドはラインに対して45度をキープ。
※角度がキツくなればなる程感度は上がりますが、フッキングする際にバットで魚の重みを感じにくくなります。
あまりにも角度を付けすぎるとロッドの破損やライントラブルにも繋がりますし、感度とフッキングを両立できる45度が私的には一番いいかな...?
横にフッキングする際はロッドを海面と並行に近く構える。
※これはロッドを横に寝かせて巻いている方向けです。
平行は言い過ぎかもしれませんが、ロッドを下げ過ぎても上げ過ぎても、リーリング自体に違和感が出ますし、フッキングが上手くいきません。
ラインとの角度は上の通り45度をキープして、ロッドの構えは平行よりも気持ち上程度に構えておくと、楽で気持ちいいフッキングができます。
巻き終わった後のハンドルの位置は向こう側
ストップ&ゴーで誘う場合、ハンドルを巻く手を止めてフォール中にバイトを待ちますよね。この時、ハンドルが自分の股の方を向いていませんか?
大体の方がハンドルに手を添えたままフッキングをしますが、ロッドだけではなくハンドルにも力が入ってしまって、ロッドには上方向、ハンドルには下方向の力が加わってしまいます。
ハンドルが自分の方を向いていると、ほとんど動かず軸に強い負荷がかかってしまうだけになりますが、ハンドルが動くスペースがあればハイギアのリールで20cm程度巻き取りながらのフッキングが自動的に行えますよね。
フッキングの面ではこの20cmが意外と馬鹿にできませんし、リールの不調も起きにくくなります。
フックの刺さりを見直す
魚と直接接するのはフックだけです。
強度ももちろん大事ですが、どれだけ強度があっても刺さりの悪い鈍らでは話になりません。
釣行毎に付け替えろ、とまでは言いませんが、軽く指を当てて薄皮一枚破れないようであればフックシャープナーでしっかり研いでおきたいですね。