夏場のヒラメ、マゴチ攻略法3選
水温が上がり、春と秋に次いでベイトが寄ってくる夏。
大雨が降って水温の変動が激しかったり濁りが入ってきたりと、ヒラメやマゴチを狙うにも意外と難しい季節です。
今回は夏のヒラメ、マゴチ攻略について私的な狙い方を3つご紹介します。
目次
メタルジグ
マゴチは照りゴチとも呼ばれ、梅雨明け太陽がカンカンの夏場が釣りやすく、最も美味しい時期です。
水温が高いとベイトフィッシュもフィッシュイーターも良く動くので、飛距離が出てシルエットも食べごろサイズなメタルジグを使いましょう。
最初は、魚にジグを追わせる2、3回のジャークからテンションフォール。
次に、竿を大きく煽って魚の前に送り込むようなリフト&フォール。
最後は、ボトムから離し過ぎないストップ&ゴー。
暑いですし手返しよく攻めたいので、アタリがなければ徐々にゆっくりと誘っていくイメージです。
夏場はベイトが非常に小さく、5センチもないようなイワシがメインの場合もあります。
ヒラメやマゴチはあまり偏食するような魚ではないとは言われていますが、こういう時期に釣ったものの胃袋を開けて見ると、小さいイワシのみを大量に捕食していることもあるので、シルエットが大きいルアーを使っても反応がないようであれば、一番小さく見せることができるメタルジグでネチネチとやってみるのがいいと思います。
ジグヘッド&ソフトルアー
ウェーディングする方や、漁港での釣りではワームから入るのもいいかもしれません。
ウェーディングは自分から魚に近づけますし、漁港は遠投しなくてもある程度の水深やストラクチャーが保証されていますからね。
ボトムから1m以内でリフト&フォールやストップ&ゴーで攻めるのが鉄板ですが、夏場はヒラメもマゴチもよく追ってくるので、『ワームをボトムから2m近く浮かせて魚を寄せ、数十cmの小刻みなリフト&フォールで食わせる』こういった変化を加えてやるのも魚のバイトが得られるキッカケになると思います。
シルエットが大きくなっても動きがナチュラルでアピール力と自然さを兼ね備えていますが、飛距離が出ず手早く攻めるようなルアーではないので、ジグ等他のルアーで海底の変化や潮に違和感を感じたポイントに投げ込むような使い方がいいと思います。
メタルバイブ
田植えの時期や雨で泥が混じる土っぽい濁りの時によく使用します。
シーバスにおいてもフラットフィッシュにおいてもナイトゲームでバイブレーションをファーストチョイスにするというのはあまり聞いたことがありませんし、波動が強いと言っても魚にある程度ルアーが見える日中が適しているでしょう。
マッドであればゆるく竿を煽り過ぎない(竿を小刻みに動かして数十センチ浮かせるイメージ)リフト&フォール。
クリアであれば竿を大きく煽り1メートル以上浮かせる激しいリフト&フォール。
フラットフィッシュにおいてはボトムから離し過ぎると釣果が落ちる場合が多いので、巻きで使うよりもメタルバイブの強みである波動とフラッシングを活かすリフト&フォールを重視した方がいいと思います。
まとめ