【ルアーインプレ】浜王 ヘッド&シャッドテール
いいですよ、浜王。
好きです、メジャークラフト。
メジャークラフトといえば日本の釣り具メーカーの中でもロッドとルアーで特に人気がありますが、今回はそのメジャークラフトから発売されている。
フラットフィッシュ専用に開発された浜王を、私的な使い方や評価を含めて紹介します。
浜王ヘッドの特徴
- ラインアイ
あまり言ってはいけないのかもしれませんが、どこかで見た形状のラインアイがあります。
この形状のラインアイは普通の丸いラインアイと比べて自由度が増え、キャストする瞬間は一番前、ルアーが空中に浮いているときは、ラインアイの中でスナップがフリーになるので、変な力が加わりにくくルアーの飛行姿勢が綺麗で飛距離が伸びます。
- ヘッドのフラッシング
ワームでは意外と気にする人が少ないヘッドのカラーとフラッシング。
浜王はブリブリと体を回すローリングアクションなので、ジグの様なフラッシングが起きます。
ヘッド部分があまり動かないようなモノだったら私も気にしませんが、浜王はとてもいいローリングアクションをするので、カラーはともかく光の明滅は気にしたいですね。
私としてはシルバー系の光とゴールド系の反射光を出せるようにしておきたいので、ヘッドのカラーはそれに準じて選びます。
- ワームキーパー
見ての通りかなり太い芯があって上下で固定するのでワームの自由度があまりありません。
その代わり、ワームをワンタッチで付け替えられますし、ワームのマテリアルもあってかかなりズレにくいです。
浜王 シャッドテール
- マテリアル
しっとりモチモチです。
指に吸いつくような質感で、これがワームのズレにくさに繋がっているのかも。
ただ、かなり切れやすいですね。ヒラメなどの歯が鋭い魚からバイトを受けると一発でダメになってしまうこともあります。
- 動き
ワームキーパーで深く固定されるので、全体で見るとグリグリとローリング、ワームだけ見るとテールのみが水を受けてブルブル動きます。
ですが、動きのメインはローリングアクションなのでワームのみが大きくブルブルと動くよりは、テールだけがブルブルと動くこちらの方がまとまっていて綺麗な動きをしている印象。
私的浜王の強みと使い方
飛距離、ローリングアクション、フラッシングです。
飛距離はルアーゲームにおいてどんな場面でも必要な共通する強みですが、ローリングアクションとフラッシングは効く場面があったりなかったりしますよね。
これさえ投げておけば、どんな季節でもどんな状況でも釣れるなんてルアーは存在しないので『強み』と書きましたが、浜王は活性が高い時に真価を発揮するルアーだと思います。
飛距離が出て早く巻いた方が強烈なローリングアクションとフラッシングを起こすので、朝夕のマヅメに手早く探る、釣り場に着いて状況を把握するためにザッと探る、ベイトが騒いでいればその底を早巻きで探ってみる。
私はこんな使い方をしていて、丹念にゆっくり探るのであれば他のワームを使います。
基本的なアクションは、2秒でハンドル3回転の早めストップ&ゴー、リフト&フォールです。
総括
飛距離が出て早巻きで使えるサーチ用ワーム。
活性が高いときによく効くが、スローにじっくと探るにはあまり向いていない。
ワームだけがよく動くスタンダードなルアーでバイトがない場合ローリングアクションで変化を加えられるので使いたい。
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